fumée d'ambre gris

出来の悪い人。思ったこと、考えていることを書く。何か嫌になったら逃げ込んでくる。音楽を作る。

for EnoShima

先日、高校時代の部活の部長に、

『来なきゃ殺す。』

と恐喝されて鎌倉と江ノ島に行って来ました。待ち合わせ場所に着いた時にはマリファナをバッチリ決めたイケメンと一つ下の後輩がいました。そこから電車を乗り換え鎌倉へ。わりと自宅からのアクセスが良く快適に着いたと思っていると江ノ島電鉄は人で超満員。風情もクソもねぇなと思っていましたが木々や住宅の間を縫って進み、一瞬で視界が開け、広大な海を目にした時は思わずおぉ…と声が漏れてしまいました。

鎌倉に到着して適当に歩いていると長谷寺というお寺に行き当たり参拝料(300円)を払って中に入ってみる。と、そこには蓮の浮かぶ池があり、金魚や鯉、亀など、日本ならではの生き物達が見れて心が和みました。

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そして由比ヶ浜を一望できる休憩所でラムネを飲む。何だかガキの頃に戻ったような味と風景でとても心が満たされました…。

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風景を楽しんで階段を上って行くとそこには千体地蔵なる看板と3体の地蔵があり、?を頭に浮かべながら辺りを見渡すと四方の崖に小さな地蔵がズラーッっと並んでおり、少しビビりはしましたがこれが千体という由縁か…と、僕は少し似たようなことを謳っている故郷の島を思い出すのでした…。

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それから奥に進むと観音ミュージアムなる施設があり、ここでも入場料(300円)を支払い中へ…すると5分程の映像と、造られた当時から一切手を加えていない(故に壊れている物もある)何十体という様々な観音像を見ることができ、仏像マニアの僕にはとても堪らない時間でした。誘い主も中々興味深げに見ていて、楽しかったと言ってもらえた時には少しホッとしました(僕には少々暴走癖があるので…)そしてミュージアムを鑑賞し終わったあと、そのまま本堂まで進むとこれまたびっくり、滅茶苦茶でかい十一面観音菩薩像があり、戦々恐々してしまいました。(撮影は禁止でしたが調べてみるとどうやら10m近くあった模様)また、その造形の美しさに、大昔の日本人の類い稀な技術と美的センスに打ちのめされ眩暈を起こしそうになりましたが何とかそのパワーに負けるかと踏み止まり、前に進んでお参りをしてまいりました…。なんだか流れで入ったけど良かったなという意見が皆一致したのでホッと一安心していたところに珍しい服が並んでいる店を見つけ、思わず足を踏み入れてみると何とも美しい手織り、手染めの衣類が並んでいるではないか…。僕は完全に暴走スイッチが入ってしまい何か良いものは無いかと必死に目を凝らしたところ…有りました…。僕の嗜好、理想に近い衣類が…。(お洒落的にはハーレムパンツというのかな?)その美しいズボンに僕は一目惚れしてしまい初めて衣類1着に5000円という金額を出して手に入れました。何せ他の所には売ってないような代物でしたので…。

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さぁ、沢山歩いていっぱい知見を得、カロリーを消費した後は腹が減るもの。当初は生しらす丼を食べに行くというサイドミッションもあった為そちらのフェーズに移行しようかと思った時、遠くにある看板を見て計画ミスをしていることに気づいた。生しらすなんてその日揚がる数に制限があるのは当たり前、数量限定であったことを再認識したのです。ヤベェ…ヤベェよぉ…とそこらを歩いているとなんとまだ生しらすを取り扱っているお店が…!予定していた店とは違いましたが今食わずには何とやら!即行で飛び込み席に着く。するとなんと予定してた店より安く、ボリュームもあるではないか!一口食べると納得の味、これが生しらすか…ちりめんしか食べたことのない僕らにとってはその歯ごたえと香りが絶妙で舌鼓をうち、あっという間に食べ終えたのであった…。f:id:Ent_Yohiii:20170911182914j:image

 

残るミッションは大仏と江ノ島巡礼。大仏は意外と近くにあって10分もあるけば到着、こちらも参拝料(200円)を払い寺院内へ…出ました大仏、デカイ。さっき見た観音像よりデカイ。そして大量の外国人観光客、やっぱり海外の人はBUTSUZOUに興味津々な模様、写真を撮りまくる。僕は女子トイレの声と音が聞こえる微妙な男子トイレで用を足して大仏の胎内観覧へ…に、20円…そんな微妙な金持ってねぇよ…と100円を出しましたが受付のおっさんが手早くおつりを渡してくれたので後ろがつっかえる事もなく無事胎内へ…。が、しかし、ひ、光がねぇ!下りの階段何も見えねぇ…!手すりをガッシリ掴んで降りて行くと汗だくになって外へ出て行く人達とすれ違う。なんだよその汗…一体中でどんな行動をとったんだ…とか思いながら自分達も胎内へ到着。すると……暑い!熱い!酸素が無ぇ!写真など撮る暇もなく中にある説明台を見てあっという間に外へ…。涼しい…。大仏の胎内マジでヤベェよ…人間の胎内の比じゃねぇ…。それでも背中の通気口がガンダムみたいに開いてたのは妙にツボった。

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さぁいよいよ江ノ島へ…長い橋を渡るがここは海風が吹いていてとても心地良かった。

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何故か沢山のレイヤーさんが居た。謎だった。そしてウェイ系のパリピ共が橋の下の海辺でウェイウェイ喚いていてうるさかった。そのウェイ系モンスターは時々橋の上にも出現するため例のゲームのように目の前に立っただけでバトルをふっかけられる事がないよう避けて通る。

さぁ着いたぞ江ノ島。観光客で通りはギッチギチ。みっしりとかじゃなくてギッチギチ。f:id:Ent_Yohiii:20170911183241j:imagef:id:Ent_Yohiii:20170911184530j:image

あと至る所に猫がいる…喉を撫でてやると滅茶苦茶気持ち良さそうな顔をする。島で飼われているのだろうか…観光客向けの記念物のようにそこらにいる。警戒心も0だ。階段を登る先登る先でモフる。可愛かった…。

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そして流れで江ノ島の裏側まで行くことに…遠いよ…反対側…至る所に弁財天がいるし龍がいるし…猫もいるし…カオスだよ…。

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と心の中で思いながら進む、たぶん40分ぐらい歩いてた気がする。すると裏側に着いた…。釣りをする人とインスタ映えにがんばる人達。そして白い猫。僕らが触った時は大人しく撫でられていたけど5歳児ぐらいが撫でるとブチ切れてた…何故だろう…。

そんなことよりもう帰ろう…何キロ歩いたんだよ俺らは…登山の頂上到達後の降りる絶望ってたぶんこんな感じなんだろうな…とか思いながら歩いていたら帰り道のルートはめちゃくちゃ早かった。たぶん20分ぐらい。もう時間も時間だったので商店街も店じまいを始めていた。それでもなんとかお土産を手に入れた連れは満足したようでマリファナも切れ、穏やかな表情になっていた。

という訳で僕はその日、鎌倉及び江ノ島へ1日旅に出たのであった…。部長、誘ってくれてありがとう。凄くいい体験ができました。楽しかったです。またどこか行きましょう。

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(左のチビが僕、隣の長身がヤクガンギマリ部長)

P.S ヤクは程々にな。